検査案内

内視鏡検査

食道・胃・大腸の検査を行います。(消化管ファイバー)内視鏡検査は病変の早期発見に有効な検査方法の一つです。

当院では、経口と経鼻のどちらかをお選びいただけます。
のどや鼻の麻酔を十分に行っているので、毎年検査を受けられている方にも楽であると好評です。
使用している内視鏡は新型のとても細いものを使用しています。

検査は5分~15分程度で終了します。

検査方法(胃の場合)

消泡剤を飲みます。
シロップ(消泡剤)を飲んで胃の中をきれいにします。
麻酔をする。
<経口の場合>
ゼリー状の麻酔薬をのどにふくみます。
<経鼻の場合>
鼻の通りがよくなるスプレーをします。
鼻にゼリーの麻酔を塗ります。
マウスピースを通してファイバーを挿入。
ゆっくり喉を越えますから苦しくありません。
医師がモニターに映る十二指腸・胃・食道を観察します。
疑わしい病変があればつまんで細胞を検査します。

レントゲン透視検査

食道・胃・大腸の炎症や潰瘍・癌・ポリープを調べます。
全体像の把握や病変の位置を確認するためには内視鏡検査よりも、むしろこの検査が有用です。

検査は10~15分程度で終了します。

検査方法(胃のバリウム検査)

バリウム(造影剤)を飲みます。
レントゲンにうつるバリウム(造影剤)を飲みながら食道を撮影します。
タイミングが重要です。
胃の検査の場合は発泡剤(胃を膨らませて診断しやすくするための薬)をお飲みいただきます。
レントゲン台に横になり撮影を開始します。
台がゆっくり倒れます。指示に従って台の上で体の向きをかえていただき、胃を様々な角度で撮影します。

超音波検査

肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓を調べます。また、首の動脈などを撮影して動脈硬化の程度を評価します。

超音波検査とは、人の耳には聞こえない音を体の表面に当て、体内の臓器から反射してくる音を画像として表示する検査です。

各臓器の形や組織の変化を見ることができます。超音波は身体に害を与えないので、繰り返し検査を受けても安全で手軽な検査です。

検査は、痛みもなく静かに横になっているだけで、10~20分程度で終了します。

脈波計検査

腕と足の血管を流れる血液のスピードから動脈硬化を調べます。

動脈硬化は自覚症状があまりありません。放置すると将来、狭心症・心筋梗塞・脳出血・脳梗塞など命に関わる疾患を起こす可能性があります。

肥満気味・ヘビースモーカー・高血圧・高脂血症・冷感・痺れのある方や動脈硬化に不安のある方は検査をする事をお勧め致します。

検査は5分程度です。

検査方法

  • 非常に簡単で、両手・両足首に血圧計を巻き、同時に測定するだけです。
  • 結果はプリントアウトしてお渡し致します(同年代の平均値との比較や、動脈硬化からくる疾患の危険性が判りやすい数値・グラフで示されています)。

眼底カメラ検査

眼底にある網膜や血管、脈絡膜、視神経乳頭などを調べます。

眼底は全身で唯一直接血管を見ることが出来る部分です。眼底の血管を観察する事により、全身の血管の状態を推測することができます。
また眼底は高血圧・糖尿病・動脈硬化があると異常が出やすい場所で、それらの発見や進み具合を知る手がかりになります。糖尿病は成人の中途失明の第一位である糖尿病性網膜症等を引き起こすこともあるので、早期の発見が重要です。

聴力検査

聴力(耳の聞こえ具合)を調べる検査です。

検査方法はヘッドホンをして、最初は小さな音(プップッあるいはピッピッ)から、一定のスピードで音量 を上げていき、音が聞こえたらスイッチを押して頂きます。その時の音量 (音圧、デシベルという単位で表示)を表に記録し、どのくらいの小さい音まで聞き取ることが出来るのかを調べます。
検査は10分程度です。

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